なぜ農業を法人で始めるのか?

脱サラして田舎で農業・・・・

まあ、よくある話です。

農家が農業を法人化・・・・

これもよくある話です。

しかし、私たちのように、いきなり法人を設立して農業法人となり就農する。というのは如何でしょうか? 法人化するほどの基盤がある訳でもなく、技術力、労働力、資金力等を考えても、あと継ぎとして農家をすればいいでしょう。というのが一般的な考えです。

しかし、農家の仕事は大変です。経験もなく、健康面にも問題のある状況で私たちには両親たちのように農家ができる自信はありません。更には、今我々が農業技術を受け継げたとしても、先はそう長くはありません。すぐに後継者問題に陥ることは目に見えています。ならば、法人として複数の人間が技術を共有し、農地を活用し続けることができれば農業は継続できると考えたのです。

更には、住宅の問題もありました。水田近くに両親の実家がありますが、同居できるスペースはなく、増築できる敷地も限られていました。農地を転用して住宅を建てるには手続きに何か月もの時間もお金もかかります。

更に、町外に住んで通作するとなると、両親の農業年金の経営移譲年金について問題が生じるという農業委員会の見解もありました。これについても、法人事務所を実家の一部に置くことで対応できました。

法人になれば人材確保も幾分有利でしょうし、販売についても信頼度が上がるでしょう。事務手続きや税金面等、デメリットもありますが、早期からの法人化という道を選びました。

それが、吉と出るか凶と出るかはわかりません。

しかし、農業以外の事業も会社として行える(売り上げに制限はある)ので、それも理由の一つです。

農業委員会も初めてのケースなので戸惑うところがあったようですが、ご理解はいただけたようです。