お米の消費は右肩下がり、それは人口減少で今後も続く、と長期にわたり米の価格は生産コストに見合ったものとは言えませんでした
付加価値向上、農業の6次化、など強い農業になれと言われますが、収穫したもの100%をそのように販売することはほぼ不可能です
米農家には加工米や飼料米の生産を半強制的に行い、生産者からの米の買い取り価格は農協や経済連で決めた額となり、今回のように市場価格が高騰すると政府が備蓄米を放出してコントロールします
当社では特別栽培のななつぼし、ゆめぴりかをそのまま加工米として出荷していて、その量は消費者の想像以上の量です
生産コストが上がり続ける中、米農家は自らの力ではどうすることもできない状況に苦しめられてきました
昨年のコメ不足の影響でようやくお米の買い取り価格は大きく上がり、生産者としては報われたようにも思えますが、米不足の要因の一つは温暖化による米の品質低下で、実際に流通した食用米が不足したことも一つの要因、つまり、品質が悪かったので低価格で出荷せざるを得なかった農家が多く、売り上げが大きく下がっていたことも事実です
今でも店頭販売価格は上がり続けている状況のようですが、卸業者などの買いだめや、異業種までもが米の転売で金もうけをしている実態によるものが多いとも聞き、決して生産者に見返りがあるものではありません
粗悪なブレンド米、不適切な保管方法、表示偽装、などのお米が多く出回ったり、古米の備蓄米を流通させるくらいなら食用米と同じ品質の加工米等を食用に廻せればと思うのですが・・・
国産のお米を将来も食べ続けるには、生産者の減少を止める必要があり、そのためには十分な収益が必要なのです
農家は生かさず殺さず的な政府の介入、仲介業者の利益を消費者が負担する状況はいつまで続くのでしょうか?