忍び寄る取り込み詐欺!?

ホームページを見たということで電話が入り、商品の注文があり、商談、商品発送、ここまでの期間が5日間でした。

相手側は実にありがちな会社名で、値段交渉はしてきましたが、こちらの商品(お米)については特に質問もなく、毎月5俵程度、今年は在庫のある限り、来年は本格的に大口契約したい。と持ちかけてきました。

前払いというこちらの条件に対して、会社の決まりで毎月の締日と支払日が決まっていて前払いはできないと言います。取引先が病院や福祉施設もあり、入金が三か月後とかになるからと言ってました。

タイミングとして注文は締日直後になりました。つまり最初の支払いは次の月末になります。

送付先などを確認するため電話すると、担当者が直接出ます。そこはかいしゃとは思えないほど静かな場所のようです。送付先は本社の住所で、大きな車が入れる倉庫があるとのことでした。そして、支払い条件を飲むと、注文量は初回は取引相手が多いのでまずはお米10俵(600㎏)送ってほしいと言われました。

その間、この会社についてネットで情報収集。取り込み詐欺の手口についても勉強させてもらいました。

注文依頼は週末に行い、到着を週明けに指定されたのも、週末でいろいろな動きが停滞するので都合が良いためでしょうか?確かに、登記を取り寄せることなどはできませんでした。

相手方にご迷惑の掛からぬよう商品は週末に発送したものの、幸い月曜朝の納品依頼を火曜日に伸ばしておいたので、月曜日に対応する時間がありました。

まず、相手の会社のHPを確認。当初会社紹介として相手から送られた会社紹介のFAXと同じ画面で、構成は非常に単純、画像もどこにでもあるもの、記載内容も簡単なものです。会社概要もありましたが、取り込み詐欺の注意事項にありがちな内容でした。また、同じ会社名が都内の同じ区内にも存在しているような検索結果は出るものの、その住所で引っかかるものは出ませんでした。

ストリートビューで住所を確認すると、倉庫はありますが、以外と小さい。そして看板は別の会社名。HPに記載があるような様々な食品検査や管理を行う設備が収まるとは思えず、事務所も兼ねているというが、建物はそのようなつくりでもなさそうです。(うちは建築もやってますよ)

日曜日は全く連絡取れず、FAXとメールで「登記簿謄本をFAXかメールで送ってほしい」と依頼しておくと、月曜朝に電話が入りました。

配送業者から送付先がはっきりしないので、登記簿謄本等で確認してほしいと言われました。と伝えると、「配送業者は直接ここに見に来たのですか?ネットの情報確認したというのなら情報は古いのでしょう。我が社は3か月前に倉庫が必要で移転してきたばかりで看板も揚がっています。」ということです。

また、既に荷物は東京に届いていますが、配送業者に前金で現金払いする必要があるのですが、米の概算払いを受けていないので急に注文量が倍になったことから現金不足となり、今回だけは何とか先払いでお願いしたい。でないと、配送が止められてしまう。と伝えると、「何度もお伝えした通りそれはできません。」の一点張りなので、経理の方と直接お話ししたいと伝えると「担当がここには居ない。だから困るんです。」といいます。いや、困るんならそこに席置けばいいでしょ。本社なのに。と、心でつぶやきました。

「登記簿を送れば前払いしなくても取引できるということですか?」というので、まずは登記簿で所在の確認をしたいのですが、支払はその次の話しです。というと、「じゃあ、今回の取り引きは無しにしましょう。こちらも気分が悪いので。」と言って電話を切られてしまいました。

どうしてもうちのお米が必要だったわけではなかったようです。なら、遅かれ早かれこうなったことでしょう。

これが詐欺であることは立証できないので、相手方の社名を出すと営業妨害、名誉棄損で損害賠償を求められる可能性があるので、詳細は記載できません。

しかし、今回、結果として当社は東京までのお米の運送(返品)費用の損害を被りました。

情報提供することで、どこかで被害の発生を未然に防ぎたい。詐欺行為を許したくない。という思いです。

参考ブログ「注意!お米の取り込み詐欺」